2013年2月5日火曜日

ラジエントヒーターとIHクッキングヒーター

         「IHクッキングヒーターではありません、ラジエントヒーターです。」

 
ラジエントヒーターとIHクッキングヒーターは見た目が似ていて、同じ電気を使いますが、熱源の仕組みが全くことなります。

このラジエントヒーターはドイツからこだわりのセラミックを輸入し、そのセラミックをリボン状発熱体でセラミックを温め遠赤外線を放射させます。

遠赤外線の特徴として表面だけではなく中まで熱が浸透し食材を調理します。

焼き芋も、遠赤外線を利用したものです。焼き芋を焼く時に使う天然石の中にセラミックという物質がふくまれており、熱が加わると遠赤外線を放射しふっくらとした焼き芋ができます。

また炭火を使った、バーベキューや焼き鳥などお料理がおいしいと感じられるのも、炭から放射される遠赤外線の効果です。

さらにIHクッキングヒーターではできない海苔をあぶったり、お餅を焼くといったことも可能です。 
対するIHクッキングヒーターには、熱源はなく電磁波で鍋を加熱し、その熱くなった鍋の熱により食材や水分に熱を加える仕組みになっています。
 
IHクッキングは、近年急速に普及しています、安心・安全・掃除も簡単ということが、その理由ですが、IH機器が普及しているのは日本だけです。
 
その理由としてIH機器は膨大な量の電磁波を放出します、「国際安全基準」では 4ミリガウス以内での使用が理想としていますが、IHクッキングヒーターの場合は 1,100~1,800ミリガウスと大幅にその基準を超えています。
 
この電磁波の危険性として発がん性の可能性が話題となりますが、電磁波が発がんの要素になったとの立証はされたものは無く、因果関係は今のところ不透明といったところです。
 
しかしIHクッキングヒーターが普及し始めた時期と小児がんが増え始めた時期が合致し、IHクッキングヒーターの増え方と比例するように小児がんも増えているとの話も耳にします。
 
電磁波の影響は大人より子供、子供より赤ちゃん、赤ちゃんより胎児と、細胞分裂が盛んな年齢ほど影響を受けやすいといわれています。
 
疑わしいものは避けた方がいいと思います、「神様が宿る家」では電気の調理器具としてはラジエンドヒーターを採用しています。
                    

 ただし、どんな良いものにも欠点はあります、ラジエンドヒーターのご使用の際の注意点として、IHクッキングヒーターとは違い、調理が終わった後でもしばらく熱が残りますので、うっかり手を手をついたり、小さなお子様が手を触れて火傷をしないように注意が必要です。
 
この点を注意してお使いただけれれば、余熱を利用したお料理や、保温ができるといった利点にもなります。
 
 すいません、長くなってしまいましたが、ご興味がございましたら、グリーンライフ宮城のショールームに1台展示しておりますので、ご覧にきてください。
 
 
投稿者:松下淳

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