2013年2月20日水曜日

エコとは何か?

19日20日と東京にて「住環境想造研究会」様の勉強会に参加させていただきました。

澤田先生をはじめ、住まいネットの日下部社長、新建新聞社の三浦社長、弁護士の秋野先生から最新の情報をたくさんいただいてまいりました。

これらの情報はどれもお客様にとって大切な情報ですので、正確に皆さまにお伝えできるように復習し又、最新の情報を集めるようにいたします。

特に来年の4月に迫りました「消費税増税」ですが、ハウスメーカーさんの中には、
「消費税増税」関連のオーバートークでお客様との契約を仰いでいるところも出てきているそうです。

原則、来年2014年4月以降に引き渡しされる住宅にはこの新税率(8%)が適用されます。

しかし「経過措置」というものがあり、2013年9月30日までに契約を締結すれば住宅の引き渡しが2014年4月以降でも消費税率は5%です。
(2013年10月以降に仕様変更や追加工事の契約が発生した場合は増額分について8%が適用されます・・・2014年3月末までお引き渡しの場合は5%)
又、消費税増税法付則に「景気条項」の存在があり、「経済成長率で名目3%、実質2%を目指すことを努力目標に」これを税率引き上げの条件としていて、今後どのように影響してくるのか注意をはらっていきたいと思います。

スイマセン、話が長くなってしまいましたが、今回の勉強会で私が特に気づきをいただいた件「エコとは何か?」について今日は書かせていただきます。

エコとは何か?

私自身もですが、どうしても目先の電気代や暖房や給湯の燃料費が安くなる=エコと考えてはいないでしょうか?

本当のエコとは、地球全体で考え、目先の今ではなく長いスパンで考えなければなりません。

30年足らずしか持たないローコスト住宅では、その建築サイクルごとに大量の工業化建材を必要とし、その建材を造る過程から大量のエネルギーを必要とします。

木造の住宅は沢山の木材を使用します、短いサイクルの住宅では建て替えのたびに沢山の木材が消費され無駄な森林伐採が起こってしまいます。

本当のエコとは、その土地(皆さまの敷地)の自然(自然の光、風など)を利用し余計な設備器機を減らし、長く使える家(神社・仏閣のように)にお住まいになることではないでしょうか?

「神様が宿る家」で皆さまと一緒にエコに取り組んでいきたいと改めて強く感じた勉強会となりました。

投稿者:松下淳



 

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